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【体験談】猫を見つけた!拾った!外猫を迎えるまでのあれこれ

こんにちは。東京都内の3階建て狭小住宅在住のemmaです。

我が家には3頭の猫がおりますが、このたび、1頭の子猫が新たに仲間入りいたしました!

今回は私が自発的に外から捕獲して家に連れてまいりました。最近野良猫はおろか、捨て猫や弱っている猫なんてほとんど見かけなくて、たまたま外で見つけた猫を拾うなんてことありえるの?と思っていたのですが、ご縁あってきていただきました(本人が承諾してるかは不明)。

この記事では、外猫を捕まえるときってどうやってるの?とか、迎えるときに最低限必要なことって何?といったことをつらつらと書いてみようと思います。

目次

猫を見つけてから捕まえるまで

保護してきた当日。不安でトイレに立て籠もる。

きっかけは、帰り道近辺で子猫が鳴いているのに気づいたこと。困っているように見えたので、できたらうちに連れていきたいなぁと思いました。

猫を見つけてから捕獲するまでには5日程度かかりました。母猫を探して鳴いている状態でしたが、母親に会える可能性も考えて数日様子見(というかひとりで捕まえられる気がしなかった…)しました。

思えばもう強制的に子離れさせられた子だったのかも。

1日目:マンション地下駐車場で子猫の鳴き声がする…

夜、最寄り駅からの帰り道、なにやら子猫の鳴き声が。

どうやらマンションの地下駐車場に子猫が立てこもっている様子。鳴き声のほうに近づくと警戒して泣き止んでしまう。

いったん自宅に戻ってちゅーると懐中電灯をとってくる。

姿は確認できたものの荷物の奥に潜り込んでしまって出てこない。初日はちゅーるだけあげて退散しました。

2日目~4日目:存在を確認しつつごはんをあげる

マンションの住人の人なのか、ごはんと水の器が用意されている。

昼間はいないようだけれど夜見るとやはり鳴いている。前の日に置いたちゅーるはなくなっていた。ほかのごはん容器が空なのでごはん補充。やはり鳴き声に近づくと隠れてしまう。

トイレ跡があったので掃除。トイレの様子からは元気そう。

ごはんを置いて、また来るね、と声掛けをして退散を数日繰り返しました。

5日目:二人がかりで捕獲!

夜、助っ人を呼んで捕獲できないか試みる。

着いたとき、たまたま駐車場入り口まで出てきていたようだが、近づくとやはり逃げてしまう。

この日は特におなかを減らしていたようで、ごはんを置いて少し離れると食べにくる様子が見られた。この数日でだいぶ人への警戒が薄れているのかも?

とはいえ捕まえるほど近づけはしなかったので、試しにとペットキャリーを持ってきてみる。

キャリーの奥にご飯を仕掛けて離れて観察。警戒しつつも食い意地に負けてキャリーに入ったところで確保!

6日目:動物病院へ

健康状態を確認するために動物病院へ。

ちなみに我が家の先住猫の行っている病院もあったのですが、今回は別の病院にも行ってみたいなーと思い、ネットで調べていってみました。

そして、猫が隠れていた駐車場にごはんをあげていたであろう、マンションの人にも連絡を入れ、猫を保護して飼う旨を伝えました。優しそうな人で快諾してくださいました。良かった…!

これで子猫は我が家のメンバー入り!

この猫、保護すべきかどうかの判断基準は?

連れてきて1週間ほど。まだまだシャーシャー猫。

道端で発見した子猫、保護したほうがいいのかな…? 野良猫は長く生きられないっていうけど、私が連れて帰ってもいいものなんだろうか…。

自分が保護するべきかどうか判断に迷ったら、こんなことを確認してみましょう。

自分が責任を持って飼える環境である

とにかくこれが大前提。

猫を保護しても、その先自分で一生面倒を見ることができなければ、保護したほうがいいとは言えないかもしれません。

自分は飼えないけどとにかく拾って、動物病院や保護団体に連れていけば何とかしてもらえる、というのは子供ならまだしも大人はやってはいけないことだと私は思います。

家がペット不可物件であったり、家族が反対したり、離乳前の子猫だったら仕事でつきっきりにはなれなかったり。そんな場合は中途半端な同情で保護するとトラブルのもとになります。

最低限、保護したら動物病院に連れて行くことができて、そのあとも飼い続けることができる経済環境と生活環境がある場合、もしくは自分が飼えなくても知り合いが飼える、もしくは責任を持って里親探しができるという場合だけ保護することを考えたほうがいいと思います。

たとえ自分で飼えなくても困っている猫がいたら助けてください、と書いてあるのもよく見ますが、私はそうは思いません。

心苦しいかもしれませんが、無理しないで、他の誰かに助けてもらうことを願うのでもいいと思いますよ。命を救うのは大切なことですが、私たちはすべての命を救えるわけではありません。もしそのあと後悔するのであれば、次に縁があったときには後悔なく行動できるように準備すればいいんです。

emma

猫はとってもとってもかわいいけど、健康に生きれば20年ぐらい毎日ともに暮らしてお世話をする必要があります。気負い過ぎる必要はないと思いますが、あなたやあなたの大切な人と同じ、ひとつの命を自分の手で預かることなんですよね。

猫が怪我をしている、弱っている、危険な環境にある

猫自体が弱っている、幹線道路沿いでちょろちょろしているなど、放っておいたら命が危険と感じる場合は、自分の状況が許せばぜひとも保護してあげてほしいです。

母猫や兄弟が近くにいない

子猫の場合、母猫や兄弟と一緒にいないかを確認しましょう。一匹でいる場合でも、たまたまちょっと離れているだけかもしれないので、しばらく様子を見たほうがいいでしょう。

母猫はいちど人の手に触れた子猫のお世話を放棄してしまうとか。母猫が現れてから返しても捨てられてしまう可能性があります。

子猫もいずれ独り立ちして野良化するので、母親から引き離しても問題ないような気もしますが、あまりに早く母猫から強制的に連れ去ると免疫とか教育とかが不十分になるので、できれば親離れするころのほうが望ましいかもしれません。

飼い猫、地域猫ではない

外にいても野良猫ではなく、誰かが飼っていたり地域でお世話している猫だったりする可能性もあります。

地域猫なら避妊・去勢した印として耳がカットされていることが多いです。

あまりに人馴れしている猫の場合は、自分の家で飼うことを決める前に、持ち主や世話をしている人を探してみたほうがいいかもしれません。

猫を保護するのに使ったもの

連れてきて1ヶ月ほど。くつろぎはじめている。

よし、保護するぞ!と決めたとしても、外猫を捕獲するのは簡単なことではありません。警戒心が強い外猫は簡単に人のところに寄ってきたりはしないもの。

私が今回猫を捕獲するために使ったのはこんなものたちでした。

猫用ごはん、おやつ

何はなくてもまずはごはんを持っておきたいですね。

子猫でも食べやすいのはちゅーるやウェットフード。コンビニでも売っているのですぐ手に入ります。

(Youtube)母猫の鳴き声動画

優しい母猫の声と甘える子猫の鳴き声。子猫保護の時にだけ流す音声

子猫がいるけれど警戒して出てこないときに使う動画です。

私は上記の動画を実際に使いましたが、これ本当に効果ありましたよ!

私が拾った猫はたぶん母猫を探して大声で鳴いていたんですが、この動画を流したら呼応するようにいっそう強く鳴きだし、警戒心が弱まった気がします。

ちなみにこの動画を保護してしばらくしてから聞かせてももはや無反応…!不思議なものです。。

捕獲器、ペットキャリーケース

私が保護した子猫は警戒心が強く人間が近寄るとすぐに逃げてしまう状態だったので、手で捕まえるのは難しいなと思いました。

動物愛護団体に捕獲器を借りるか…と考えたのですが、とりあえず家にあるキャリーケースで試してみることにしました。

我が家で使っていたのはこういった、横から入れるハードタイプのキャリーケース。

キャリーの中にごはんを置き、扉を開けて離れます。

気配の届かない場所から様子をうかがって、猫が入ってご飯を食べ始めたらそっと近づいて扉を閉める笑

まだ警戒心の弱い(または食い意地のはった)子猫だからすぐに入ってくれたんだと思います。

普通の野良猫だったら捕獲器を使わないと難しいでしょう。

調べてみたら捕獲器もかなり安い値段ですぐ手に入るようなので、買うのもありかも。猫が脱走したときにも使えそうだし。

猫を保護したらやること、用意するもの

連れてきて2ヶ月ほど。先輩に人生の機微を教わる。

初めて猫を飼うよ!という人へ。猫を連れてきたらそのあと最低限何をしたらいいか、まずはこれだけ!というものをピックアップします。

動物病院に行く

猫が弱っているときはもちろんですが、元気な猫の場合でも動物病院に連れていきましょう。

外猫はかなりの割合でノミ、ダニがついています。先住猫にうつったり、人にもうつったりするので、できれば家に入れる前に動物病院に連れていくのがベスト。

できなければ動物病院に連れていくまでは人や先住猫の生活圏とは離れたところに隔離しておきましょう。

猫を飼っていなくてかかりつけの動物病院がない場合はGoogleマップなどで口コミも見ながら検索しましょう。できれば長くお世話になれる病院を探したいですよね。

動物病院に行ったらこれからどうしたらいいかを教えてくれると思うのでしっかり聞いてきましょうね。

トイレの準備

生後2か月以降の子猫なら、猫用トイレを用意してあげましょう。

猫砂とトイレの容器が必要ですが、2か月ぐらいの小さい猫なら大き目の食品トレーに猫砂を入れるだけでもとりあえず間に合っちゃいます。子猫ってほんとに小さい!

もう少し大きければ段ボールとゴミ袋とかで簡易的に作っちゃってもまずはOK。

買う場合はまずはスタンダードな平型がよろしいかと思います。子猫用の小さいのもありますが、すぐ大きくなっちゃうので、普通サイズで良いでしょう。

砂はスーパー、ホームセンター、薬局とかに売ってます。とりあえずは固まるタイプの鉱物砂(ベントナイト系)を一袋買えばOK。

意外と入手困難なのが猫砂スコップかも。穴が開いていて砂を振るい落とせるスコップ。見つからなければ100均で氷用スコップか園芸用スコップを買いましょう。トイレ買うならついてきます。

ごはんの準備

あと必要なのはお水とごはん。

お水は普通の水道水を汲んでおいてあげましょう。

ごはんは離乳しているならとりあえずスーパーや薬局で猫用ご飯を買ってきましょう。パウチなどに入ったウェットごはんと、ドライフード両方あればなにより。子猫用が用意できればなおよしです。

猫用フードはピンキリですが、安心感とコスパを考えると「メディファス」「アイムス」「ピュリナワン」あたりが妥当かなぁという気がします。

ロイヤルカナンとかめちゃくちゃ値上がりしてますからね…。

あとは本やサイトを見ながら猫との暮らしを学んで

とりあえずのものを揃えたら、あとは猫の飼い方についてざっくり勉強しておきましょう。

ネットにも情報はたくさんありますが、体系的にまとまっているのはやはり書籍です。これから必要なことや起きることなど、ひととおりが1冊で学べます。

図書館で借りてきてもいいですが、自分に合いそうな一冊を手元に置いておくと安心ですよ。

とってもかわいい猫との暮らしを楽しんで!

連れてきて4ヶ月ほど。まだ子猫だけど身体はすっかり大人サイズ!

初めて猫を飼う人も、家の猫の数が増えた人も、新しい猫との出会いはまさに運命。

私も久しぶりの子猫の元気っぷりを見て幸せをかみしめてます…!勝手に連れてきたんだからこの子が幸せに生きられるようにお世話をがんばりたいと思います。

あなたのもとにきてくれた猫は絶対に幸せな時間を与えてくれるので、もしお迎えすることになったらぜひ仲良く愉快に暮らしていってくださいね!

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