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【パラレルワーカーの本音】それでも私は正社員を辞めて良かった【副業・兼業】

正社員つらい、辞めたい…。
「正社員は辞めると後悔する」って聞くけど、我慢しても職を手放さないほうがいいのかな…。自分に合った働き方はないんだろうか。

正社員辞めたいな、と悩んでいる皆様こんにちは。

私はかれこれ20年ほど前に新卒で入った会社を退職し、その後は正社員ではない仕事でずっと働いています。

現在の私の仕事スタイル
  • フリーランス(デザイン系)
  • 契約社員(事務系)
  • アルバイト(飲食系)

現在は副業をしているというよりは、3種類の仕事を兼業するパラレルワーカーです。

これまで20年弱こういった形態で働き続けてきた私は「正社員は辞めてよかったな」と思っています。

もちろん不利になったことやリスクはあるけれど(けっこう多いです)、それでもこれでよかったと思う理由を現パラレルワーカーの視点からお伝えしていきたいと思います。

目次

結論:正社員は辞めても問題ない。性格や条件と照らし合わせて判断を

正社員を辞めたら後悔するかどうかは、その人の考え方や置かれている状況次第です。

後悔するよ!と言っているのは何故かおそらく正社員辞めていない人たち

辞めた人は辞めた後で後悔しているだけなわけではなく、何らか自分で動いていておりそれどころではないはずです。本当に後悔しているのであればまた正社員を目指して就職活動しているでしょう。

後悔するかどうかはやってみなければわからないのだから、悩んでも無駄。ましてや人の意見に流されて我慢するのは無意味かなぁと思います。

正社員でなくなることのリスクを知って行動するのであれば後悔にはつながらないはずです。

正社員以外の選択肢

  1. 非正規雇用(契約社員・派遣社員・アルバイト)
  2. フリーランス・起業

正社員を辞して次に働く場合、上記を1つまたは複数掛け持ちすることになると思います。

上記の違いは労働力を提供する(知的労働力も含め)のか、自分で仕事を獲得する・作り出すのかの違いです。

非正規雇用はこれまでの正社員の延長線上ですが、フリーランスや起業も最近ではいろいろな幅が広がってきています。

エマ
エマ

FX、VTuber、ブロガーなどなどなど。

正社員を辞めて良かったこと(メリット)

精神的・体力的に解放される

正社員であることの責任の重さ、労働時間の長さを負担に感じる方であれば、そのようなものからは解放されます。

また、私の場合は正社員でいたときはどうしても主従関係のようなものを感じてしまっていました。本来は企業と雇用者であっても対等な関係のはず。複数の場所から収入を得ることで私はその対等さをやっと感じることができました。

自分の裁量で労働時間・労働日を決められる

正社員のようにフルタイムで勤務する必要がないので、自分の希望に合わせて勤務日や労働時間を調整できます。派遣契約で契約満了後は長期の旅行に出たり、平日を中心に休んだり。正社員ではなかなかできない融通が効かせられます。

出会う人々が幅広くなる

正社員で働いている間は、少なくとも仕事で出会う人は自分の会社の人や取引先の人であったりで、自分と同じような環境の人間がどうしても多くなりがちです。

働く場所が変わったり増えたり、働き方が変わると出会う人々が変わります。「こんな人生もあるんだなぁ」とか「こういう考え方をしてもいいんだ」など、自分の中で固まっていた常識が崩れることも多いでしょう。

あとはフリーランスだと人づてで仕事をもらうことも多いので、知り合いが増えていきます。思わぬところに縁がつながっていくのも面白いです。

様々な観点で成長できる

非正規雇用やフリーランスは社会的に不利な面が多いので、少しでも損をしないためにいろいろと調べて自分で動かなければなりません。社会はこんな風に動いていたのね…!と驚くようなことも多いです。私自身は正社員で守られているときよりも行動力は上がったと思います。

また正社員であれば知らなくても済んでいたこと、関係ないと思っていたことにアンテナが向くようになりました。

エマ
エマ

派遣社員の不当解雇とか、ホームレスのおじさんたちのことも他人事ではありません

正社員を辞めて大変になったこと(デメリット)

収入が安定しない

これは最大の弱点だと思います。

正社員であれば毎月一定の給与が必ず支払われ、さらにボーナスまで支給されたりします。

基本的にはとんでもない大事がない限り正社員は給料カットや解雇などはされないのが日本の現状ですから、一度正社員になってしまえば漫然と働いても収入はある程度安定します。

契約社員やパートタイマー、アルバイトはそうはいきませんね。フルタイムの定期雇用で働いていても、いつ仕事がなくなるかは正直なところわかりません。

エマ
エマ

私も企業の事務系パートタイマーで働いていますが、コロナ禍で仕事がなくなり、就業日が縮小されています。正社員とはやはり待遇が違うなと思わされます。

フリーランスで仕事を請け負ってたお客さんも連絡がつかなくなったり…泣

社会保険・雇用保険に入れない

労働時間が短かかったり、そもそもフリーランスだったりすると、企業の用意する社会保険に加入できず自分で国民健康保険・国民年金を支払う必要が出てきます。すべて自己負担となりますので、社会保険よりも費用負担が大きくなります。

公私の区別がつけづらくなる、労働時間が増えがち

収入を上げるためにシフトを増やしたり、フリーランスでは一時期に作業が集中することもあります。正社員のように仕事のオンオフが明確にならず、休みの日でもゆるっと仕事したり頭の中は仕事のことを考えていたりすることが多いですね。

自分で責任を取ることができない

契約社員や派遣社員、アルバイトなどでは基本的には正社員の指示の下に仕事を行う場合が多いでしょう。特にパートタイムの場合などですと常に対応ができるわけではないので、責任範囲の限定された仕事しかすることはできません。自分の裁量で仕事ができないことはストレスになるとも言えます。

申告や経理なども自分で行う必要がある

1社からの雇われ仕事に就いている場合には税金の申告などをする必要はありませんが、2社以上から収入を得ていたり、自分の事業がある場合などには確定申告が必要です。

自分の事業を行っている場合にはその経理処理、請求書の発行や経費の管理などもすべて自分で行わなくてはなりません。たいした収入になっていない場合でもそれなりの手間がかかります。

何やってるかわからない人に見られる

これはどうでもいいですが、正社員の人から見ると何やってるかわからない人に見られます。

子供がいるわけでもないのに週に2~3日しか働いていないと、遊んでいるとみなす人もいます。まぁそれはそれでいいんですけど、そんな風に下に見られることもあると思います。

エマ
エマ

あとは美容室とかで定番の「お仕事何されてるんですか?」にどの仕事で答えたらいいのかわからず地味に悩む…。

それでも私が正社員を辞めてよかった理由

私は現在正社員ではありませんがパラレルワークにより時間的にはフルタイムに近い状態で働いています。収入面ではおそらく正社員で働くほうが手取りも多く安定もしています。金銭面でも常に不安が付いて回っておりますが、それでもなぜ正社員として再就職しようとしなかったか。それは、

正社員として身を捧げたいほどの仕事がない

と思ったからです。

週40時間以上、時間的にも肉体的にも精神的にも組織に拘束されるのが嫌、それを提供してまでやりたい仕事があると思えなかったのです。

それであれば自分のやってみたいこと、人の役に立てる仕事でいろいろと働いてみたいなと思いました。

  • 組織に従属するのが嫌
  • 飽きっぽい
  • なんでも自分でやってみたい

例えばこんな性格の人には、正社員ではない働き方も向いているのではないかなと思います。

決め手は「何を一番優先するか」

正社員の一番のメリットは、経済的な安定』にあると思います。

それを第一優先にしたい、絶対に外せないという方は、現状では正社員を辞めるべきではないと思います。

ですが、人生はお金だけではありません。生きていくためにはお金はもちろん必要ですが、お金のために働くには仕事をする時間というのは長すぎるなぁと感じます。

もっと多様な働き方で誰もが安心して生きられる社会になるといいなぁとは思いますが、まだ道のりは長そうですね。

もちろん正社員で働くもよしですが、自分は正社員あまり向いていないかもな、もっと他の働き方もしてみたい、と思った方にはリスクも理解しながら違う道の選択も考えてみてほしいです。仲間として応援してますよ!

エマ
エマ

ベーシックインカム+週3日くらいの仕事で生きていけるようにならないかなー。

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