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こだわり?なりゆき?私が狭小住宅を建てた理由

どうしてエマさんは、狭小住宅を建てようと思ったんですか?

エマ
エマ

ええ。そのルーツは禅の思想にあるんです…。

嘘です!
狭小住宅を建てようとしたわけではないんです!
気が付いたら、そうなっていたんです!

というか、自分たちではここが狭小住宅、という認識はありません。ええ。
まぁ多少細いけれども、今までの家も広さこんなもんでしたよ?っていうかもっと狭かったりもしましたよ?これが普通じゃないんですか?…(泣ける)

まぁ、狭小住宅というものの定義もあるわけではないのですが。

ここでは、そんな私が「狭小住宅」と呼ばれる家を建てるに至った経緯のお話をします。

目次

はじまりは、お金がない…(-“-)

正直にいって! やっぱりこれでしょうね。。

貯金もそれほどあったわけではないですし、自分たちの収入と年齢で住宅ローンを組める額というものも限られています。

私たちはざっくりと予算を割り出してみたのです。

エマ
エマ

自分”たち”というか、私はそのころ派遣社員+フリーランスだったので、住宅ローン戦力外。ローンは夫のみで組んでいるので、もはや自分入っておりませんごめんなさい…。

(A)総予算=5,000万円(貯金+実家に一時的に借りる+住宅ローン)

(B)建築費=3,000~3,500万円

(C)設計費=300~500万円

(D)土地=(A)-(B)-(C)=1,500万円

と、土地購入の予算が1,500万円…( ゚Д゚)。

狭小地との出会い

いえいえ、でも、「安い土地=狭い土地」ではないですよね!

私たちの職場は都内にあったので、都心まで通える範囲で、安く収まる土地を探しました。都心ほど高いので、もちろんほどよく離れた場所から探しました。

でもね。いわゆるみんながマイホームを建てるような少し都心から離れたところで売りに出ている住宅用の土地って、面積が割と広いのでそこまで激安ではないんです。それでいて、住宅専用地で建蔽率・容積率が驚くほど低く、土地代が高いのに立つ家は小さい…(庭が大きいよ!)。

いやいや、庭はいいからもっとめいっぱい建てたい!ってなって探していたときに見つかったのが、商店街内の長屋の1軒分の土地でした。土地面積8.8坪。狭いから安い!

ちなみに 1坪≒3.3平米(平方メートル) です。(これいつまで経っても覚えられない…)

我が家の場合は平米になおすと約29平米。ちょっと広めのワンルームマンションが詰め込めるぐらいの広さでした。

「資材置き場に最適」な土地に、家を建てる

長屋の1件(古家あり)なので、もちろんそこには家が建っているわけなんですけど、間口は3m弱と狭く、不動産やさんの広告のキャッチコピーは「資材置き場に最適」

ふつう家を建てようとする人は買わないやつだ…( ゚Д゚)

近隣商業地域だし縦横めいっぱい建てればけっこう床面積稼げるんじゃない?と思って検討をはじめました。商店街(だいぶさびれているけれども)に住む、っていうのもなんか楽しそうだし。

とはいえ素人考えでは不安なので、実際に家建てられそうか、当時相談していた建築士さんに現場を見てもらい、まぁなんらかのものは建てられそう(ゆるい)というお墨付きをいただいて、晴れて土地購入の決意をいたしました。

家主的には、狭小地に建つ、普通の家

まぁそんな感じで購入した土地に、いろいろあって細長い家が建ちました。

フロアで言えば4層あるし、延床面積もけっこうある(んじゃないのかなぁ、少なくとも住宅ローンが組める程度にはある)。

自分たち的には数年住んでいても、「狭小住宅」っていう自覚はないのですが、うちの間口って「今なんかあった?」って素通りしちゃうぐらい細いし、テレビや雑誌で紹介されてる狭小住宅は「え?これが狭小住宅なら、うちの何…。極小住宅?」ってぐらいのゆとりがあるものも多い。やっぱりここって狭小住宅だったんだね、あはははは。

エマ
エマ

テレビの取材なんかでは「細すぎる家」として取り上げられることが多かったです。変わった家という扱いですね(笑)
当人があんまり狭い実感を持っておらずぼんやりしているため、演出の方向とずれてたいそうやりづらかったと思います。ごめんなさいね、取材のかた。

それでもいまでは、「わぁ細いですね!」って驚いてくれるのが誉め言葉に聞こえるほどになっております^^

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